独身証明書を役所で手続きすることのモヤモヤ感・・・
なので、結婚相談所ララコンティでは入会者さんの不安の軽減のため、その場で交付申請書を一緒に書いたり、どうしても忙しくて取りに行くのが遅くなってしまうという時は、特に報酬などいただかず、私が取りに行ったり、郵送申請で独身証明書を取り寄せることもあります。(発行手数料実費がかかります。委任状にサイン・押印いただきます。(遠方は切手代・は定額小為替発行手数料の実費))
また、諸事情でどうしても独身証明書を取ることが難しいという場合は、戸籍抄本で代用する場合がありますのでご相談ください。
独身証明書を取得するには、その人の本籍がある自治体(本籍地)で手続きする必要があります。
本籍とは簡単にいうと「戸籍の所在場所」のことをいいます。
「戸籍の所在場所」 = 「現在の居住地(住民票の住所)」ではありません。
ではその方の本籍は通常どこにあるのでしょう?
大きく分けると下記のように考えられます。(違うケースもありますのでご承知おき願います)
●一度も結婚をしたことがない方
・・・・出生の時の戸籍届出人(親)の本籍(その後転籍したときはその転籍地)
●婚姻、離婚したことがある方
・・・・女性の場合、離婚後、新しく戸籍を作った場合その所在場所又は実家に戻った場合親(祖父母)の本籍
・・・・男性の場合、筆頭者であることが殆どなので現在の戸籍の所在場所(婚姻時に新しく作った戸籍(その後転籍したときはその転籍地))
もし、「本籍がどこなのかわからない」「本籍の番地まで覚えていない」という場合は、今住んでいる自治体(住民登録している自治体)で、本籍が記載された「住民票の写し」を取得して確認しましょう。
本籍がある自治体(本籍地)で、独身証明書の取得の手続きをします。
「役所の窓口手続き」または「郵送での手続き」になります。
郵送の手続きは「本籍が遠方」のほか、近いけれど「時間内に手続きに行けない」、「恥ずかしくて行きたくない」ということでも、どんな理由でも大丈夫です。
窓口では即時に独身証明書が交付されますが、郵送での手続きは発送してから独身証明書が返送されるまで1週間以上はかかりますので、余裕をもって手続きしましょう。
郵送申請の詳しいことは、各自治体のホームページでご確認ください。
(ちなみに、郵送手続きだと独身証明書の発行手数料分の定額小為替が必要となりますが、その定額小為替は郵便局で手数料200円を支払って発行する必要があることや、往復の切手代84円×2枚が余計にかかりますので、窓口で手続きするより費用がかかります。)
なお独身証明書は、住民票や印鑑証明などと違いコンビニでの手続きはできません。
独身証明書の手続きの仕方は、戸籍抄本の手続きと同じです。
【札幌市の独身証明書の手続きに必要な持ち物】
・窓口に来た人の本人確認ができるもの(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど)
・代理人が手続きする場合は「委任状」(札幌市ホームページからダウンロード)
・戸籍証明請求書(窓口に設置(上図右側)又は札幌市ホームページからダウンロード(上図左側))
【戸籍証明請求書の書き方】
上図左側の戸籍証明請求書(白)はホームページからダウンロードしたもの、上図右側の戸籍証明請求書(オレンジ)は窓口に置いてあるものです。
上図左側の戸籍証明請求書(白)にある青色のⒶ~Ⓖで項目を説明します。
なお、画像ではわかりやすいように赤色で記入内容を書いていますが、実際は黒ペンでご記入ください。
Ⓐ 「独身証明書」を〇で囲い、通数を入れます。通常1通です。オレンジ色の窓口設置用の戸籍証明請求書はご自身で「独身証明書 350円 1通」とご記入ください。
Ⓑ 本籍を正しい番地まで入れてください。番地の記憶が定かでなくも、条丁目(そして記憶にある番地)がわかれば申請を受理してくれることもありますが、全くわからないといった場合は、先に本籍が記載された住民票の写しを取得して、正しい本籍を確認しましょう。
Ⓒ 筆頭者の氏名。一度も結婚をしたことがない場合は、両親(又は祖父母)であるケースが多いです。世帯主である方が筆頭者である場合がほとんどです。離婚した人は、多いケースとしては、男性だとご自身が現在の戸籍の筆頭者であることが多いのでご自身、女性だと離婚後新しく作った戸籍の筆頭者(ご自身)、両親(又は祖父母)の戸籍に戻った人はその戸籍の筆頭者です。(主なケースですので、そうとは限りません。) なお、筆頭者がお亡くなりになっても、筆頭者であることに変わりはありません。
Ⓓ 独身証明書が必要なご本人の氏名
Ⓔ ご本人の現住所(住民票の住所)
Ⓕ ご本人の名前。代理の方が行くときは、ご本人の印を押印 してください。
Ⓖ ご本人の電話番号(携帯可)
Ⓗ 「本人」に〇をつけてください。
Ⓘ ご本人が行くときは記入不要。代理人が行くときは代理人について記入。
【窓口での手続き手順】
①手続き場所に到着したら、戸籍証明請求書を書きます。(予めダウンロードして記入したものを持参してもOK)
②番号札を引いて待ちます。(あまりにも混んでいたら先に②をしてから①をする)
③自分の番号が表示された窓口に行って、番号札と戸籍証明請求書の提出、本人確認できるものを提示します。
④書類不備がなければ、番号札が渡され、またしばらく待ちます。
⑤番号が表示されたら、交付窓口に行って、交付手数料350円を支払い独身証明書を受け取ります。
例えば、本籍が中央区の方の場合でも西区役所や厚別区役所で交付申請ができます。
どこでも、手続きができるのです。
もちろん、「大通証明サービスコーナー」でも手続きができます。大通証明サービスコーナーの受付時間は平日9時~20時、土日9時~17時と、日中働いている人にも手続きしやすい時間帯です。
ただし、郵送手続きは、本籍のある区役所あてに郵送しなければなりませんので注意してください。(令和4年9月26日まで。)※令和4年9月27日より「札幌市証明郵送センター」が札幌市の住民票や戸籍関係(独身証明書を含む)の証明書の郵送による請求を一か所に集約して受け付けます。)
ララコンティに入会したお客様がどうしても自分で手続きに行けない、郵送手続きもよくわからないという場合、私が代理で手続きしています。
本籍が札幌市でも遠方でも、発行手数料、切手代(郵送の場合)、定額小為替発行手数料200円(郵送の場合)などの実費のみいただいています。
本籍がわからない場合は、住民票に記載されている本籍で確認しますので、住民票の手続きも代理でいたします。委任状にサインをいただき、発行手数料の350円のみいただきます。
いかがでしたか?独身証明書は簡単に取れますし、役所に行きたくない時は郵送という手もあります。
札幌市の窓口では、普通に戸籍の手続きと同じようにスムーズに手続きできます。
独身証明書を取るのに少しでも参考になりましたら幸いです♪